ピラティスとは

ピラティスは、20世紀のはじめ、ドイツ人のジョセフ・H・ピラティスによって考案された体の深層部分の筋肉を鍛えるエクササイズで、元々は傷病兵が体に負担をかけずにリハビリを行えるように考案されたものです。

 

元々リハビリがスタートですから、動きは激しいものではありません。胸式呼吸とともに鍛えようとするインナーマッスルに意識を集中しながらゆっくりと動いていきます。体全体の歪みを矯正していき、骨格を正しい位置に戻します。

 

正しい姿勢になっていくため、腰痛や肩こりなどが緩和され、体の柔軟性がアップし、免疫力のアップなど様々な好循環がもたらされます。

 

 

ピラティスの歴史

  ピラティスとは、ピラティス創始者の、ジョセフ・フーベルトス・ピラティス(Joseph Hubertus Pilates)の名前から取られたメソッドの名前です。ジョセフ自身は、「Contrology」(コントロロジー、コントロール学)と名付けていたようですが、一般的にはピラティスと呼ばれています。

 

 〇自身の病を克服するために

1883年、第一次世界大戦勃発前のドイツで、ピラティス氏は、9人兄弟の2番目として生まれました。幼少期は、喘息やリウマチ、くる病など様々な病気で苦しみます。くる病とは、骨の成長に必要なビタミンDやカルシウム、リン不足が主な原因で起こる病気で、近年の日本では栄養不足の子どもがいなくなり、少なくなりましたが、当時のドイツは、日本と同じく、まだまだ、栄養の状態を万全にして子供を育てられる社会環境ではありませんでした。しかし、その病を克服するために、ピラティス氏は、体操、ボディビルディング、スキー、ダイビングなど様々な訓練を行い、中学生の頃には、解剖図のモデルになったとも言われています。彼がそこまで頑張れたのは、父が体操選手であり指導者、母が自然療法士であったという両親の影響の下、運動や健康に興味を持ち、東洋西洋の手法の区別なく体を訓練するということを学び、身体と心の理想的状態を追及する少年期を送ることになったからでもありました。

 

 〇戦時中、仲間の捕虜のために

第一次世界大戦が勃発し、ピラティス氏はイギリスのランカスター収容所に他のドイツ人と一緒に抑留されることになります。そこで、彼は仲間のドイツ人にレスリングと防衛のための彼のメソッドを教え、寝たきりの患者のために、リハビリのための器具を作りました。これが、ピラティスの始まりです。その後、マン島に移動した後は、看護師として働きました。

 

 〇ピラティスへの注目

ドイツに帰国したピラティスは、様々な訓練法の提供をしていましたが、時はナチスドイツが台頭してきた頃でした。ドイツ政府からの軍隊の訓練依頼などもあったようですが、ドイツの政治的流れが合わず、アメリカに移民として渡る決意をします。その時に出会ったのが看護師のクララで、すぐに結婚することになります。そして、アメリカで二人は小さなジムを買い取り、メソッドの実行を行います。たちまち、ピラティスがケガを回復させる腕前が高いと噂になり、著名人やスポーツ選手も顧客になりました。

 

第二次大戦も終結し、アメリカでは医療の中でリハビリテーション分野の確立が徐々になされてきました。その後もピラティスの弟子によりさらなる広がりを見せ、1990年には日本でも初のピラティス・エクイップメントを導入した専門スタジオが開設されました。2000年頃には多くのスタジオやトレーニングプログラムとして、また、セレブの支持により、ピラティスは世界中に広がっていました。そしていまや日本の中でも大きな広がりを見せ、著名人だけでなく、スポーツ選手のトレーニングとしても取り入れられるようになりました。

〇ヨガとは違うの?

「ヨガと似ている気がするが、違いがよくわからない…」という方は多いのではないでしょうか? 確かにイメージとしては似ているかもしれませんが、ヨガとピラティスには違いがあります。

上記でも紹介したように、ピラティスはリハビリのために考案されたのが起源です。一方ヨガは、何千年も前にインドで発祥したといわれている、心と体の両方を上手にコントロールすることを目的にしている生き方や考え方のことです。

 

ヨガは精神的な面にもフォーカスしていますが、ピラティスは身体的な面へフォーカスしています。

 

もちろんやり方も違いがあります。ヨガはポーズをとって静止しますが、ピラティスはゆっくりと動き続けながら行います。

 

呼吸法も違うのがポイントです。ヨガは基本的には皆様もご存知の"腹式呼吸"ですが、ピラティスは肋骨を横や後ろに広げるイメージで息を吸い込む"ラテラル呼吸"を行います。一気に多くの酸素を取り込むため、筋肉を効率よく鍛えるには良い呼吸法です。

 

 

 

ピラティスの種類

ピラティスには、マットのみで行う「マットピラティス」とジョセフ氏が開発した器具を使用する「マシンピラティス」の二種類があります。いずれも、体幹部を中心に体中を満遍なく鍛えていくメソッドです。

 

〇マットピラティス

ヨガマットと同様のマットを使用して行うピラティスです。

自分の体重を活用して筋肉に負荷をかけるため、体全体のバランス力や安定性が鍛えられます。

ピラティスの創始者ジョセフ・ピラティスが最初に提唱したのがマットピラティスです。

 

〇マシンピラティス

ジョセフ氏が開発したマシンを利用して行うエクササイズで、自分の動きだけで行うマットピラティスと異なり、より優しく実行できるようなサポートとなったり、逆に更なる負荷をかけることもできます。特定の筋肉群をターゲットにしたトレーニングが行いやすいです。

 

マシンには次のような種類があります。

  • リフォーマー(Reformer)
  • トラピーズテーブル(愛称キャデラック)(Trapeze Table、Cadillac)
  • ラダーバレル(Ladder Barrel)
  • スパインコレクター(ステップバレル)(Spine Corrector、Step Barrel)
  • ブンダチェアー(ワンダチェア)(Wunda Chair)

これらマシンだけでなく、小道具もいろいろとあります。

 

ボール

フットコレクター

マジックサークル

ローテータディスク

フォームローラー

ベビーアーク

 

…などです。 

 

 

私たちがマットピラティスをおすすめする理由

「ピラティスに興味はあるけれど、マシンとマットどちらを選んだら良いか分からない…」と思っている方もいるのではないでしょうか。

そんな方に、私たちは「マットピラティス」をおすすめしたいと思っています。

 

特別な機械がなくても、体ひとつでピラティスの本質を深く体験できるマットピラティスは、初心者から上級者まで幅広く楽しめる万能な選択肢なのです。

 

 

マットピラティスの魅力
マットピラティスの魅力とは
自重負荷のため、安全に体幹(コア)を深く鍛えられる

自分の体重で負荷をかけるため、安全に体幹(コア)の筋肉をしっかりと意識して鍛えられます。

器具のサポートがない分、自分のバランス力や筋力を総合的に活用する事ができるため、より深く体幹を鍛えられます。

マシンの場合、体を動かす補助機能があるために、正しい利用の方法を学ばなければ本当に体に効く動きを取りにくいのですが、

マットの場合は自重で体を動かすことから、相応の負荷がかかり、より効果を実感できます。

 

②全身の筋肉をバランスよく鍛えて、姿勢も美しく

自分の体全体を使う動きが中心になるため、特定の筋肉だけでなく、全身をバランスよく鍛えられます。

体全体を自由に動かすということは、筋肉や関節の可動域を広げる効果が高く、体各部の連動性も高められます。

全身の連動性が高まることで、筋力の偏りや筋肉の引っ張りによる姿勢の崩れを防げます。

姿勢を改善し、疲れにくく怪我をしにくい体を目指せます。

 

③コストの低さと継続しやすさ

使用するのは基本的にマットのみです(追加でストレッチバンドや小型ボールを取り入れることもあります)。

サービスを提供する側の初期負担が少額のため、レッスンあたりのコストはマシンを利用するよりも安い傾向にあります。

そのうえ、マットピラティスは慣れてくれば自宅でレッスンを思い出しながら行うことも可能で、

継続しやすいこともマットピラティスの魅力です。

 

 

 

ピラティスがもたらすもの

生活の中にピラティスを組み込むことで、さまざまな “良いこと” が期待できます。

特に次のような症状でお困りの方には嬉しい変化が…!

※クリック(タップ)で詳細ページにとびます。

腰痛がつらい
腰痛がつらい
ダイエットしたい
ダイエットしたい

猫背・姿勢が気になる
猫背・姿勢が気になる
尿漏れ
尿漏れ
産後の体型を戻したい
産後の体型を戻したい

運動不足
運動不足
睡眠障害
睡眠障害

 

ピラティスを生活の一部にするということ

ここまで、ピラティスについてご紹介してきました。

「名前は聞いたことがあるが、ヨガと似たようなもの…」というイメージをお持ちの方も多かったのではないでしょうか?

ピラティスは元々傷病兵が体に負担をかけずにリハビリを行えるように考案されたものです。そのためは激しい動きのものではなく、体幹を鍛え体の歪みを矯正し、骨格を正しい位置に戻します。

ピラティスを生活の中に取り入れることで、腰痛や肩こりなどが緩和され、体の柔軟性がアップし、免疫力のアップなどの様々な好循環を期待できます。

ボディメンテナンスやコンディションを改善したいならピラティスがオススメといえるでしょう。

〇ピラティスへの誤解

今回ピラティスの歴史や種類などについてご紹介してきましたが、ピラティスの経験がない方は、ピラティスと聞いてどのようなイメージを抱いていましたでしょうか?

 

1.全く知らなかった

2.聞いたことはあるけれど、よくわからない

3.ピラティスとは、ハリウッドセレブに人気のエクササイズで、自分には縁の遠いものと思っていた

4.ピラティスとは、ヨガと似ているような気がして、あまり違いが分からない

5.ピラティスとは、アメリカで人気のエクササイズで、ちょっと大変そう

 

ピラティスの簡単な概要やヨガとの違いについては、ここまでの説明でご理解いただけたかと思います。しかし、特に3と5についてのイメージを抱いていた方は今回でピラティスへの印象が変わりましたでしょうか。

 

セレブに人気ということは間違いありませんが、ピラティスの生い立ちは「リハビリ」なのです。

リハビリとは、病気やケガで体が不調になった方が、通常の機能に戻していくトレーニングのことですよね。

 

ケガや病気で体が動かなくなったり、動きの自由が制限されている方がゆっくりと筋肉を鍛えて動かせる状態に持っていくエクササイズ、それがピラティスの生い立ちです。

 私たちが運動経験のあまりない方におすすめする理由は、これなのです。

 

ケガをした方に対してもやさしく機能を回復していくエクササイズだから、無理なく体を動かす習慣をつけるきっかけになる。それがピラティスだと思っています。

 

運動初心者だからこそ、安心のエクササイズ、それがピラティスと言えるのではないでしょうか。

〇ピラティスを始めるにあたって..

いざピラティスを始めようと思っても、慣れない動きなどもあり、独自で行うにはなかなか大変な部分もあるかと思います。

ピラティスで正しく効果を出すためには、やはり知識と経験が豊富な先生やインストラクターの指導のもと、行っていくのが一番であると思います。

ヨガ&ピラティススタジオのYOGI FEEL ヨギフィールではヨガだけではなくピラティスのレッスンもご用意しております。また、ヨガとピラティスどちらが自分に合っているかわからないという方には、やはり実際に行ってみて決めるのがオススメです。

ヨガ・ピラティスどちらも行っているヨギフィールだからこそ、自分に合った方法でレッスンしていただくことができます。

 

 ヨギフィールでは経験者が楽しめるクラスはもちろん、「運動が久しぶり」の方や「ピラティスは初めて」といった方も安心して参加していただきやすいクラスをご用意しております。また、ヨギフィールは男性も歓迎のスタジオです!男性のインストラクターも在籍しておりますので、まずは皆様安心して体験レッスンにおこしくださいませ。

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